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木更津教会の礼拝と説教

木更津教会で毎週日曜日午前10時半より行われている礼拝の説教を掲載しております。

  題目「真の父母を迎える基台」 2011年7月24日   教会長   

訓読 真の父母様の生涯路程Bより 

真の宗教とは、どんな宗教でしょうか。自分の教派のための宗教ではありません。教派を犠牲にしてでも国を救おうとする宗教であり、国を犠牲にしてでも世界を救おうとする宗教であり、世界を犠牲にしてでも人類を救おうとする宗教です。そうすることができる道を求めてこられた方が神様であられることを、私ははっきり知っています。それゆえに、私は今まで口があっても黙り、目があっても閉じ、耳があってもふさぎながら、私自身が神が願われるその絶頂の峠にどのように臨むのかということが、地上最大の課題だと考えてきました。
 皆さん、絶対的な善の原則、存在の理想的起源はどこにあるのでしょうか。他のために生きるところに理想実現があるのであって、自分のためにあれば地獄です。それは破壊です。今後、統一教会が滅びるか、統一教会が国のためにあり、世界のためにあり、天と地のためにあり、神様のためにあり、自分よりもっと大きなもののためにあろうとする時には、繁栄するのです。
 したがって、統一教会の信徒たちは、どんな道を行かなければいけないのでしょうか。真の愛の道を求めて行かなければならないのです。個人が求める愛の道、家庭が求める愛の道、民族が求める愛の道、国家が求める愛の道、世界が求める愛の道、最後には神様が求める愛の道を行こうというのが、統一教会が行こうとする道だということを知らなければなりません。


説教骨子】

今日は、真の父母様を迎える基台という題目でみ言葉を分かち合っていきたいと思います。映像を通して真のご父母のアフリカナイジェリア大会の様子を拝見しました。国家が真のご父母様を招請して行われた今回の大会を通して、天の時が来たことを感じます。しかし、真のご父母様は日本をエバ国家に定めどの国よりも精誠を投入してくれましたが、現在お父様を日本に公式的にお迎えすることが出来ません。日本に真のご父母様をお迎えするためには、アベル圏の基台が必要なのです。
原理のみ言葉にメシアのための基台というのがあります。メシアのための基台の土台となる考え方は、創造原理の中にある四位基台です。主体と対象が授受作用をして相対基準を造成するためには共通の目的がなければなりません。目的実現のために両者が協力し合い、その結果として合成体が現れます。メシアのための基台は主体であるアベルが真の愛の実践を通してカインを自然屈服させ一つになるときにその基台が造成されるのです。つまり、アベルはカインと一つになって初めてメシアのための基台が造成されるのですから、絶対的にアベルだけでみ旨は進まないのでありカインが必要です。
統一教会に反対する反対派もサタンを中心に基台を組んでいます。キリスト教会と反対父母の会と左翼弁護士は当初は別々に統一教会に反対していましたが、1980年代初頭からスクラムを組んで反対するようになりました。それは目的が共通していたからです。
反対派も基台を組んでお父様の入国を拒否しているのですから、私たちはそれ以上に強い基台を作っていく必要があります。今年は国進様のご指導で国防というテーマに対してもっと意識をもっていかなければなららいと指導を受けました。今、日本は中国の脅威にさらされていることに気づかず、まったく無防備な状態であると言います。しかし、この国の未来を憂いて真剣に考えている意識の高い公徳心のある人も多くいると思います。そのような方々と基台を組み天と繋げていくならば反対派の勢力を一掃し日本を守ることが出来ると思うのです。 
初代キリスト教が拡大するきっかけとなったのはパウロが伝道されたからでした。私たちは今成約のパウロを探さなければならないと思います。1968年に国際勝共連合が日本に創設された時、多くの有識者の方々が応援してくれたと言います。その中に笹川良一先生や岸信介元首相がいました。このような応援者がいなかったならば、日本の勝共連合の発展もなかったと言います。笹川先生と関係をもつことになったのは、徳島の駅前で路傍伝道をしていた阿部公子さんの活動がきっかけでした。旗を立てて群衆に向かって演説をしている姿を一人の老人が毎日見ていたといいます。阿部さんが大雨の日も晴れの日と同じように路傍演説をしていると、その老人は敗戦後の日本にもこんな若者がいるのかと思って感動したというのです。そして、その当時、笹川先生は国粋大衆党の総裁でしたが、この老人はその顧問をしていたことから、笹川先生に「すごいやつがいる」という話をしたことから、関係をもったというのです。
これから統一教会が発展していくためには、私たちが真のアベルとして日本の未来を真剣に考え、真のお父様こそ戦後の共産主義の脅威から日本を守るために尽力をつくしてきた方であることを正しく知らせなければならないと思います。
私たちが、今自分を守ろうとしたり個人意識で終わっていたりすれば、日本を導くことが出来ません。統一教会が日本において必要な存在となるためには、一人一人が真の愛の道を行き国と世界のために生きる私たちとならなければならないのです。



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